三田佳子が、人気脚本家・宮藤官九郎の新作舞台「印獣」(演出・河原雅彦)に主演決定。
公演は東京・渋谷のパルコ劇場(10~11月)のほか、札幌、大阪、名古屋、新潟、福岡での上演を予定。
引用:Yahoo!ニュース
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090408-00000313-sph-ent
女優・三田佳子(67)が、人気脚本家・宮藤官九郎(38)の新作舞台「印獣」(演出・河原雅彦)に主演することが8日、分かった。三田は、これまでと は“別世界”のクドカンワールドへの挑戦。製作サイド全員のラブコールを受けての出演で、「期待いっぱいの不安はありますが、覚悟は決めてます」。公演は 東京・渋谷のパルコ劇場(10~11月)のほか、札幌、大阪、名古屋、新潟、福岡での上演を予定している。
正当派女優の道を歩んできた三田が、演劇界の“くせ者”たちとのタッグで新境地に挑む。
「印獣」は、生瀬勝久(48)、池田成志(46)、古田新太(43)による「ねずみの三銃士」の第2回公演。前作「鈍獣」(04年)は、演劇界の芥川賞と言われる岸田國士戯曲賞を受賞。別キャストで映画化(5月16日公開)されるなど、演劇界注目のユニットだ。
今作は自らを自分で「大女優」と断言してしまう、ちょっと変な女性が、3人の作家に自身の一代記を共同で執筆するよう強要することから始まるホームドラマ。
3人の相手となる大女優役を検討する際、最初に古田が「風格のある人」と三田の名を真っ先に挙げた。宮藤らも映画「Wの悲劇」(薬師丸ひろ子主演)で大女優役を好演した三田でイメージをふくらませて賛同。だめもとでのオファーとなった。
独特のコメディーセンスを持つ個性派集団からのラブコール。それぞれの作品は「興味があってたくさん見ている」という三田だが「やりたくてもご一緒でき ない世界だと思っていた。意表を突かれました」。驚きながらも「受け止めないと役者がすたる」ときっぱり。演出、役どころにも「お好きにどうぞ、と言って います」とまな板のコイの覚悟だ。
“大女優”の自叙伝は再現ドラマとして表現され、三田は少女時代から現在までをすべて演じる予定。2006年の唐十郎原作の舞台「秘密の花園」では本物そっくりの「つけ乳首」で観客の度肝をぬいた。
今回の衝撃度も半端ではないようで、10歳以下の少女になる案や、歌うシーンの案も浮上。「大女優と自分で言っちゃうところが偽物っぽいでしょ? 本物 はそんなの言わないものよ。劇中の本当の素顔は妖怪だったりして。どんなことになってもイヤとは絶対に言いたくない」と、どんな注文も受けて立つ覚悟だ。
脚本は未完成だがコメディー、ホラー、サスペンスを交ぜた内容になりそう。出演決定後“ねずみ-”の3人と宮藤を交えて初会食もした。「顔をよく見ると 3人ともかわいい。別れた後、くたびれていたのに飲みに行ったと聞いて。(私に)いい興奮してくれたのかな。私もこの作品で厳しい冒険をして泥まみれ、血 まみれになるつもりよ」
公演は大劇場をメーンに活動してきた三田にとって初出演となる東京・渋谷のパルコ劇場(10~11月)のほか、札幌、大阪、名古屋、新潟、福岡での上演が予定されている。
◆最強ユニットで古田は賞取り宣言
○…クドカンは「三銃士が圧倒的な存在に翻弄(ほんろう)されるストーリーが良いなあと思い、真っ先に三田さんをイメージしてあらすじを書いた」。古 田は「演劇界最強のユニットができてしまいました」と自信を見せる。「鈍獣」が話題となったことに続き、古田は今作でも「三田さんにおんぶに抱っこで、あ らゆる(演劇)賞を狙います」とコメント。三田も「私もくっついて、賞もらいたいわ~」。
しかし、Yahoo!のコメント欄には、三田さんの次男に関するコメントが多いですね。
たしかに、母親としては残念な三田さんですが、女優としては超一流なのに・・・
中村雅俊さんの息子の話題の直後だったので、余計に騒がれている気がする。
話題性を考えたクドカンの戦略でしょうか。
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